立民の本多平直衆院議員が辞職の意向を表明
7月 27, 2021 18:55 Asia/Tokyo
立憲民主党の本多平直衆議院議員(56)が、議員辞職する意向を明らかにしました。
本多議員は、性行為への同意を判断できるとみなす年齢の引き上げを議論していた党の会合で、「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになるのはおかしい」と発言したと報じられ、大きく非難されていました。
これに関して立憲民主党が、党全体の信頼を傷つけたとして処分を検討していた中、本多氏は27日火曜、離党届を提出して受理され離党した後記者会見し、みずからの発言について「被害者を傷つける表現があったことを改めておわびしたい」と謝罪しています。
そのうえで、「事態が続けば第三者をさらに傷つけ、党にも迷惑をかけかねないことから離党届を提出し受理された。私は比例代表選出であり、党を離れる以上、議員を辞職することも決断をした」と述べ、議員辞職する意向を明らかにしました。
なお、立憲民主党の福山幹事長は、記者会見で「本多氏本人も『いろいろなところに迷惑をかけた』と話しているので、その判断をしっかりと受け止めたい。党としても党内外の関係者や性被害の当事者にご迷惑をおかけしたことを心からおわび申し上げたい」と述べるとともに、ジェンダー平等の研修会の実施を通じて再発防止に努めていく考えを示しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ