大坂なおみ選手、全米オープン前に抱負
8月 28, 2021 16:06 Asia/Tokyo
全米オープンテニスが30日開幕するのを前に、女子シングルスで連覇を目指す大坂なおみ選手が、27日金曜、ニューヨークの会場で記者会見しました。
大坂選手は会見で、「今の自分の状態に自信を持っている。一試合一試合戦って、最終的にいい結果につながればいい」と語りました。
大坂選手は、今年の全仏オープンでメンタルヘルスの問題を理由に、報道陣との試合後のインタビューを欠席しました。これにより罰金を科され、大会を棄権したことで、アスリートの精神状態について世界が関心を高める契機となりました。。
この日の会見で大坂選手は、棄権を決めた当時の心境について、「自分はそのときに感じたことを言葉にしたり、行動に移したりするタイプの人間でもある。それが必ずしも悪いとは思わない」と語りました。
一方で、「改善に向けてたくさん学んだと思っている。もちろん、再び同じようなことは起きないはず。もう少しきちんと考えてみると、おそらくそれがどれほど大事になるか分かっていなかったのだと思う」とも語りました。
また、昨年とは違い有観客で開催されることについては、「大きな力になる。最後まで残れたらいい」と述べました。
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