日本で新種のデルタ株確認 国内で変異の可能性
8月 31, 2021 14:46 Asia/Tokyo
日本の東京医科歯科大学が30日、新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」について、英国由来のアルファ株に類似した変異を持つ新たなデルタ株を確認したと発表しました。
テレ朝NEWSが報じたところによりますと、この種類は世界ではこれまでに8例の報告がありますが、日本国内で確認されたのは今回が初めてとなります。
同大学によれば、新たなデルタ株は今月中旬、附属病院の新型コロナ患者から検出されました。デルタ株にみられる「L452R」変異に加え、英国由来のアルファ株に類似した「N501S」変異などを持っていたということです。
患者に海外渡航歴はなく市中感染だったことから、同大学は日本国内で変異した可能性が極めて高いとみています。
また、新たなデルタ株の感染力については現時点では不明としつつも、「アルファ株やデルタ株よりも増大する可能性は十分考えられる」としています。
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