年金通知書97万件超が誤送付 個人情報流出も
https://parstoday.ir/ja/news/japan-i85658-年金通知書97万件超が誤送付_個人情報流出も
日本年金機構は6日水曜夜、年金受給者に今月発送した「年金振込通知書」のうち約97万2千件が誤った宛先に送付されたと発表しました。問い合わせが機構に相次ぎ、発覚しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
10月 06, 2021 21:29 Asia/Tokyo
  • 日本年金機構
    日本年金機構

日本年金機構は6日水曜夜、年金受給者に今月発送した「年金振込通知書」のうち約97万2千件が誤った宛先に送付されたと発表しました。問い合わせが機構に相次ぎ、発覚しました。

共同通信によりますと、この誤送付により、送付先とは別の実在する人物の基礎年金番号や年金受給額、振込先などの個人情報漏えいが発生したということです。

NHKによりますと、「年金振込通知書」は、年金の振込額が変わる年金受給者を対象に送られているもので、日本年金機構によりますと、4日と5日送付した通知書のうち、愛知県、三重県、福岡県に送られたおよそ97万2000件に誤りがあったということです。

具体的には、振込額のほか、年金番号や振込先の金融機関名などを記載している欄に、本人とは別の人の情報が印刷されていました。年金機構によりますと、通知書の印刷を請け負った事業者のミスで、宛名が記載された表面と振込内容が記載された裏面で、違う人の情報を印刷していたということです。

印刷内容には名前や口座番号の記載はなく、個人は特定されないとしているほか、今月中旬に予定されている年金の振込額にも影響はないということです。

年金機構は、7日から専用ダイヤルを設置し、問い合わせを受け付けることにしています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio