11月 08, 2021 21:37 Asia/Tokyo

ソフトバンクグループは8日月曜、7~8月期の連結決算を発表し、3979億円の赤字としました。純利益は前年比でおよそ8割減の3635億円でした。

NHKによりますと、赤字の要因としては、中国政府が自国のIT企業などへ締めつけを強める中、配車サービスを手がける「滴滴」をはじめ、傘下のファンドを通じて投資している中国企業などの株価が大幅に下落し、評価損を計上したことなどがあります。

孫正義社長は会見で、「中国でこれまで稼いだ利益をこの3か月ですべて吐き出した。冬の木枯らし、大嵐の中に突入した」と述べました。

そのうえで、今後の投資方針について「傘下のファンドでの中国企業への出資は2割前後でチャイナリスクが大きい状況ではないと思う。健全な企業に小さく投資していく」と述べ、中国企業への投資は続ける考えを示しました。

朝日新聞によりますと、ソフトバンクグループは投資事業が主力のため、業績の乱高下が激しく、今年3月期の決算では、4兆9879億円の黒字で、国内企業では過去最高の利益を計上していました。

 

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