11月 15, 2021 15:28 Asia/Tokyo
  • カナダ海軍の艦船
    カナダ海軍の艦船

沖縄県うるま市にあるアメリカ軍の港湾施設に、カナダ海軍の艦船が寄港しました。

NHKが15日月曜、報じたところによりますと、うるま市のアメリカ海軍の施設「ホワイトビーチ」に寄港したのはカナダ海軍のフリゲート艦「ウィニペグ」です。

カナダ軍によりますと「ウィニペグ」は今年9月以降、北朝鮮の船舶によるいわゆる「瀬取り」など違法な海上活動の警戒や監視を日本周辺の海域で行っているということです。

「ウィニペグ」の艦長をつとめるダグ・レイトン海軍中佐は一連の活動について「この地域での緊張が高まる中、自由で開かれたインド太平洋と国際法に基づく秩序を守ることへの関与を示すものだ。有事に備えるため同盟国やパートナー国との相互運用性を確認するねらいがある」とし、中国が東シナ海や南シナ海で海洋進出を強める中、カナダとしてもアメリカをはじめとした安全保障の枠組みの一翼を担う姿勢を強調しました。

なお、「ウィニペグ」は先月には沖縄の南西の海域で日本やアメリカ、イギリスなど6か国による共同訓練に参加したほか、アメリカ海軍の艦船とともに台湾海峡を通過しています。

沖縄県内ではアメリカ軍普天間基地にフランス海軍の哨戒機が派遣されるなど、各国がアジア太平洋地域で安全保障への関与を強めています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ