日本の梅毒感染者数、過去最多を記録
(last modified Tue, 14 Dec 2021 12:02:27 GMT )
12月 14, 2021 21:02 Asia/Tokyo
  • 梅毒感染
    梅毒感染

日本の国立感染症研究所は14日火曜、今年の梅毒の感染者数が7134人と過去最多を記録したと発表しました。

共同通信によりますと、これは今年1月から12月5日までの感染者報告数を集計したものです。これまでの最多は2018年の7007人でした。

日本での梅毒の感染報告数は2010年以降から増加傾向にあり、コロナ禍の2019年、2020年は減少しましたが、今年再び増加に転じました。

都道府県別にみると、東京が2226人と最も多く、次いで大阪761人、愛知379人などとなっています。人口比では、高知、岡山、宮崎などが多くなりました。

梅毒は梅毒トレポネーマという菌が原因で発症し、性行為などを通じて感染が広がります。症状としては体にしこりや赤い発疹が出ます。抗菌薬で早期に治療すれば完治しますが、放置すると心臓病などの合併症を発症する可能性があるほか、妊婦から胎盤を通じて赤ちゃんに感染するケースもあります。今年11月末までに胎盤を通じた感染は19例報告されているということです。

 

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