1月 15, 2022 15:29 Asia/Tokyo

松野官房長官が、北朝鮮から日本海へ向けて飛翔体が発射されたことを受け「北朝鮮が弾道ミサイルの可能性のあるものが発射された。これは、我が国と地域の平和と安全を脅かすものだ」と語りました。

松野官房長官は14日金曜、記者会見し、北朝鮮が日本時間の同日午後2時50分頃、弾道ミサイルの可能性があるものを発射したと発表した」と発表し、「北朝鮮の行動は、我が国と地域の平和と安全を脅かすものであり、またわが国を含む国際社会全体にとっての深刻な課題だ」と非難しています。

また、「国民の生命、財産を守り抜くため、引き続き情報の収集、分析及び警戒、監視に全力をあげ、今後追加して公表すべき情報を入手した場合には速やかに発表する」としました。

北朝鮮による飛翔体の発射は、今月5日と11日に行われた「極超音速ミサイル」の発射実験に続き、今年に入りすでに3回目となっています。

なお、今回の飛翔体発射による被害は報告されていないということです。

北朝鮮は自国のミサイル能力について、米軍の地域における駐留や朝鮮半島での軍事演習実施およびそれによる脅威に対抗するためのものだと、繰り返し述べています。同国は常に、地域からの米軍撤退、そして米軍が地域の同盟国と行う共同軍事演習の停止を求めています。


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

タグ