那覇地裁で、軍事郵便物により大麻密輸した米兵に懲役3年を求刑
1月 29, 2022 20:50 Asia/Tokyo
沖縄・那覇地裁にて、大麻取締法、関税法違反の罪に問われた在沖米海兵隊伍長(24)に対し、検察側が懲役3年と罰金50万円を休憩しました。
沖縄の地元紙・沖縄タイムスによりますと、営利目的で約2キロの大麻など違法薬物を密輸したとして大麻取締法、関税法違反の罪に問われた在沖米海兵隊伍長(24)の初公判が28日金尿、那覇地裁(小野裕信裁判官)で実施されました。
同伍長は起訴内容を認め、検察は懲役3年と罰金50万円を求刑したのに対し、弁護側は執行猶予付き判決を求めています。
起訴状によりますと、伍長は昨年5~6月、米ネバダ州の郵便局から大麻リキッド約2キロなどを非公用軍事郵便物として米キャンプ瑞慶覧内の自宅宛てに発送させ、所持したとされています。
2020年10月ごろから知人に誘われて密輸を始め、違法薬物を基地内で受け取り、基地の外に持ち出して回収役の人物に手渡す役割だったと証言するとともに、報酬は1回につき10万~20万円で「家族を養うため、請求書を支払うためにやった。稼ぎは少し増えた」と述べました。
また、今月25日にはこの事件に関与し大麻取締法違反の罪などに問われた別の被告(23)=横浜市=の初公判が同地裁(坂本辰仁裁判官)であり、同被告は無罪を主張しており、伍長から違法薬物を受け取る回収役で、東京の指示役に届けたとされています。
なお、今回の公判の判決は来月18日に言い渡される予定です。