JR北海道・札幌駅発着の列車が終日運休、記録的な大雪で
(last modified Mon, 07 Feb 2022 09:30:48 GMT )
2月 07, 2022 18:30 Asia/Tokyo
  • JR北海道・札幌駅発着の列車が終日運休
    JR北海道・札幌駅発着の列車が終日運休

北海道札幌市を中心とした記録的な大雪で、札幌駅を発着するすべての列車で7日月曜の始発から終日運休しています。

NHKによりますと、降り積もった雪の影響で札幌市内各所では渋滞が発生していて、札幌と各都市を結ぶバスが運休するなど交通機関に影響が広がっています。

6日、札幌市など石狩地方で降った記録的な大雪の影響で、JR北海道は除雪が間に合わず、7日の始発から札幌駅を発着するすべての列車で終日、運休しています。

このため、札幌と網走を結ぶ特急「オホーツク」が札幌と旭川の間で部分運休するほか、旭川と稚内を結ぶ特急「サロベツ」の1号と4号は全区間で運休するなど、道内各地を結ぶ特急にも影響が広がっています。

運休、または部分運休する列車は7日の一日で、特急が108本、快速・普通列車が新千歳空港と札幌などを結ぶ「快速エアポート」148本を含む合わせて704本に上る見通しです。

JRによりますと、今のところ復旧のめどは立っていないということです。

一方、札幌市内では、道路脇に積もった雪で道幅が狭くなっていることなどから各所で渋滞が発生しています。

この影響で、札幌と各都市を結ぶ都市間バスや、市内を走る路線バスの運休が相次いでいるほか、札幌中心部と新千歳空港を結ぶバスも一部区間で部分運休するなど、交通機関に影響が広がっています。

JRなど各交通機関は、ホームページで最新の情報を確認してほしいとしています。

札幌駅では運休を知らせるアナウンスが繰り返し流れ、列車を利用する予定だった人たちが掲示板を確認したうえで、切符の払い戻しや代わりの交通手段について駅員に尋ねたり、また待合のスペースでは、スーツケースなどを持った人たちが電話をしている様子が見られました

7日の夜、新千歳空港から三重県に向かうという20代の男性は「動いていないことは分かっていましたが、とりあえず駅まで来てみました。空港に向かうバスもとても並んでいると聞いているので、しばらく時間をつぶして様子を見ようかと思います」と語りました。

 


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