岡山・5歳女児への虐待容疑事件で台所に鍵、食事取れないようにした可能性
2月 13, 2022 20:09 Asia/Tokyo
先月、岡山市で死亡した女の子に虐待を繰り返していたとして母親とその交際相手が逮捕された事件で、自宅の台所には鍵がつけられていたことが判明しました。
NHKによりますと、去年9月、岡山市で当時5歳の西田真愛さんが意識不明の状態で救急搬送され、先月死亡しました。
警察は搬送される2日前に、真愛さんをいすの上に置いた鍋の中に長時間立たせるなど虐待を繰り返していたとして、母親の西田彩容疑者(34)と交際相手の船橋誠二容疑者(38)を今月9日、強要の疑いで逮捕しました。
警察のこれまでの調べで、西田容疑者の自宅には室内の様子を記録するカメラが設置され、真愛さんにふだんから十分な食事が与えられていなかったとみられる状況が写っていたということです。
また捜査関係者への取材から、台所には鍵がつけられ、真愛さんが自分でも食事が取れないようにしていたとみられることが新たに分かりました。
西田容疑者は、「ご飯あげてないよ。真愛は血色がやばい」などといった内容のメッセージをSNSで船橋容疑者に送っていたということです。
このため、警察は2人がふだんから十分な食事を与えず、真愛さんが自分でも食事を取れないようにしていた可能性があるとみて調べています。
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