沖縄へのヘイトスピーチを可視化した展示会が開催

沖縄や沖縄市民に対するインターネット上のヘイトスピーチを張り出して可視化したイベントが那覇市内で開催されました。

琉球新報によりますと、このイベントはヘイトスピーチへの抗議を続ける団体「沖縄カウンターズ」が２１日に主催し、会場となった那覇市の「ブックカフェ＆ホールゆかるひ」内にネット上のヘイトスピーチなどを印刷して張り出し、可視化したものです。

イベントは２時間限定で、関係者のみに公開されました。県のヘイトスピーチを規制する条例制定に向けた有識者検討委員会の委員全員、全県議を招待し、そのうち有識者検討委１人、県議１人が訪れたということです。

張り出されたヘイトスピーチは約２００枚に及びました。沖縄カウンターズのメンバーは「これでもほんのわずか。子どもが目にしたら、いったいどうなるのか」と述べ、ネット上にヘイトスピーチがあふれることの問題を提起しました。

また、県が制定を検討中のヘイトスピーチ条例に実効性を持たせるべきだとも訴えました。

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