日本防衛省が、ウクライナ首都の名称表記に「キーウ」併記へ
3月 29, 2022 14:44 Asia/Tokyo
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キエフ
ウクライナの首都「キエフ」の名称表記について、日本防衛省が、省が作成する資料でのウクライナ語に基づく「キーウ」の併記を開始しました。
NHKが29日火曜、報じたところによりますと、ウクライナの首都「キエフ」の名称表記について、防衛省は今月25日から、省が作成してホームページなどで公表する資料ではウクライナ語に沿った「キーウ」も併記するようになりました。
これについて岸防衛相は記者会見で「主要メディアでウクライナ語の発音に基づいた『キーウ』の表記も用いられるようになってきており、国民に向けた情報発信との位置づけも踏まえて併記した」と説明しています。
日本の複数のメディアによりますと、同国では2019年にウクライナ外務省から在日大使館を通じて問題提起がありました。
これにより、「ウクライナ研究会」が「ウクライナの地名のカタカナ表記に関する有識者会議」 を設置して検討した結果「首都名について、キーウ、キイフ、キエフの3例の併用を可とする」という結論を得ています。
但し、日本の在外公館がある国や都市を示した「在外公館名称位置給与法」には「キエフ」と書き込まれており、法改正が必要であることから、日本政府が「キエフ」を「キーウ」に改めるまでにはまだ超えなければならないハードルが存在します。
ちなみに29日に行われた自民党の会合で配布された防衛省の資料では「キーウ(キエフ)」の表記となっています。
日本政府はこれまでに、在外公館に関する法律に基づき、キエフの呼称を変更しない考えを示しています。
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