岸防衛相が、米兵の強制性交致傷起訴に対し教育徹底申し入れ 
(last modified Tue, 19 Apr 2022 10:43:30 GMT )
4月 19, 2022 19:43 Asia/Tokyo
  • 岸信夫防衛相
    岸信夫防衛相

岸信夫防衛相が19日午前の記者会見で、沖縄県内で強制性交等致傷罪により米海兵隊の男が起訴されていたことについて「防衛省として遺憾の意を米側に伝え、隊員の教育や綱紀粛正の徹底、被害者への誠意ある対応について申し入れた」と述べました。

沖縄タイムスによりますと、岸氏は、昨年12月にこの男が那覇地検に起訴されていたことについて「米軍人軍属の事件事故は、あってはならない」との認識を示した上で「その防止には米国の努力が必要。米側に実効性ある再発防止策を求めていく」としました。

今回明らかになったこの事件について、19日午前、県庁に登庁した県幹部からは「断じて許すことはできない」と憤りの声が上がりました。

池田竹州副知事は記者団に「卑劣で女性の尊厳と人権を踏みにじるような犯罪で断じて許すことはできない。強く再発防止を求める」と述べました。

玉城デニー知事は記者団に事件を把握していたか問われ「昨年の段階で情報はあったが、県警や那覇地検が公表しないということだったので、それにならって動いていた」と話しました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem