岸田首相が、内閣改造と自民党役員人事を正式に表明
8月 06, 2022 17:49 Asia/Tokyo
岸田首相が、内閣改造と自民党役員人事を正式表明し、今月10日にも実施の予定です。
日本の報道各社によりますと、岸田首相は6日土曜午前、広島市内でで記者会見し、内閣改造と自民党役員人事について、「与党とも相談し、来週にも行いたい」と表明しました。
複数の政権幹部によると、10日にも実施する方針です。
また内閣改造に踏み切る理由に関連し、政権が抱える課題として新型コロナウイルスや物価高への対応、ウクライナ・台湾情勢、防衛力強化、災害対応、経済対策などを挙げました。
また、安倍晋三元首相の国葬に関連し警備体制の強化も挙げ、「様々な課題を考えると、とにかく新しい体制を早くスタートさせたいと常々思っていた」と説明しています。
さらに、旧統一教会の関係についても「閣僚が国民に疑念を持たれることがないよう、社会的に問題が指摘されるような団体との関係には十分注意しなければならない。私の内閣では、新たに指名する閣僚だけではなく現閣僚や副大臣なども含め、当該団体との関係をしっかり点検してその結果を明らかにしてもらい、適正な形に見直すことを指示したい」と述べました。
旧統一教会との関係については、昨年9月の岸田内閣発足当初から防衛大臣を務める、故安倍元首相の実弟・岸信夫氏が選挙時に支援を受けていたことを認めています。
読売新聞によりますと、内閣改造では林外相や松野官房長官、自民党役員人事では麻生副総裁や茂木幹事長が留任する見込みとということです。