円相場が一時1ドル132円台後半に、約20年ぶりの低水準
6月 07, 2022 18:04 Asia/Tokyo
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日本円
東京外国為替市場で7日火曜、円相場が一時、1ドル132円18~21銭と、約20年ぶりの低水準を記録しました。
日本の報道各社によりますと、7日の東京外国為替市場は、アメリカの長期金利の上昇を受け、円を売ってより利回りが見込めるドルを買う動きが強まり、一段と円安が進みました。
その結果、円相場は一時1ドル132円台後半まで値下がりし、2002年4月以来およそ20年ぶりの円安水準を更新しています。
市場関係者は「日銀の黒田総裁がきょうの参議院の財政金融委員会で『金融政策を拙速に縮小すると設備投資などの国内需要に一段と下押し圧力がかかる』などと述べ、大規模な金融緩和を続ける姿勢を改めて示した。アメリカでインフレ抑制のために金融引き締めが加速するのではないかという見方が強まる中、投資家の間では黒田総裁の発言を受けて日米の金利差の拡大が改めて意識された」とコメントしました。
また鈴木財務相は同日の記者会見で、「通貨の急速な変動は望ましくない。政府として為替市場の動向や日本経済の影響を緊張感を持って注視している。アメリカなどの通貨当局と緊密な意思疎通を図りつつ、政府として適切に対応していきたい」と述べています。
円の対ドル相場の円安傾向が続く中、特に3月以降は急落しており、円安は、日本銀行が金融政策を維持するとの見通しから説明されています。
先に、日本銀行の若田部副総裁は「金融緩和の粘り強い継続が必要で、必要な追加的措置を講じることも排除すべきではない」と表明しました。
なお、6日月曜には円相場が一時、1ユーロ140円台前半まで下落しています。
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