「日韓交流おまつり」が、ソウル・東京で9月に開催へ
日本と韓国の最大規模の文化交流イベント「日韓交流おまつり」が、今年は9月に開催される見通しです。
韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、今年で18回目となるこの文化交流イベント「日韓交流おまつり」の実行委員会は20日月曜、今年のおまつりを9月に開催すると発表しました。
今年のテーマは「また会える喜び」で、9月24~25日に東京・日比谷公園で、同25日にソウルの総合展示場・COEXで開催される見通しです。
今回は両国の文化人や芸術家が参加する日韓交流ステージ、両国の文化交流に関するクイズ大会、K―POPコンテスト、K―POPカバーダンス、K―POPシークレットコンサート、クラシックと伝統音楽の公演などが行われることになっています
さらに、東京では在日同胞芸術家が出演する伝統文化公演、韓国文化商品の販売なども行われます。
実行委員会の関係者はおまつりについて「毎年両国で数万人が参加する文化交流イベントで、両国の文化の違いについて理解を深め、互いを尊重する契機となることを目指している」とコメントしました。
なお、このイベントは韓国の外務省、文化体育観光省、海外文化広報院、ソウル特別市、在韓日本大使館、駐日韓国文化院、日本観光庁、ソウルジャパンクラブ、日本国際交流基金などが後援する予定です。
また、おまつりの模様は動画投稿サイト「ユーチューブ」で中継されます。
「日韓交流おまつり」は、2005年に韓日国交正常化40周年を記念しソウルで初めて開催され、09年からは東京でも開かれています。
日韓関係は特にこの数年、徴用工問題などを受け過去最悪レベルにまで落ち込んでいましたが、特に最近発足したユン・ソクヨル韓国新政権は対日関係の改善に努める意欲を示しています。