8月 05, 2023 19:23 Asia/Tokyo

レバノンの首都ベイルート港で発生した大爆発事故から4日で3年が経ちました。しかし、この事故の原因解明に関する調査は現在も、政治的要因で滞ったままとなっています。

2020年8月4日、ベイルート港で大爆発が発生し、200人が死亡、6500人以上が負傷したほか、およそ30万人が住む家を失いました。

調査によれば、この事故で、およそ8万5000軒の建物に被害が出ており、世界銀行は、この事故の被害総額を約46億ドルだと推測しています。

IRIB通信によりますと、レバノンのシーア派組織・ヒズボッラーのナスロッラー事務局長は、事故から3年に際し、この事故についてヒズボッラーに疑惑を投げかけようとした親米政治勢力が失敗したことに触れ、「この事故を政治化し、それを地域の情勢に関連づけた者たちこそが、この事故の真相解明を妨げた」としました。

ベイルート港で大爆発が発生した当初からこれまでに、同国の親米勢力は、この事件にヒズボッラーとその協力者が関与し、責任があると主張してきました。

 


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