国連人権理事会が、バーレーンでの信教の自由尊重の必要性を強調
(last modified Wed, 09 Nov 2022 10:43:48 GMT )
11月 09, 2022 19:43 Asia/Tokyo

UNHRC国連人権理事会が、バーレーンにおける信教の自由尊重と、その侵害者への訴追を求めました。

IRIB通信によりますと、国連人権理事会の理事国はバーレーンに対し、シーア派信徒の持つ信教の自由の尊重と、同国で収監されている政治犯全員の釈放を求めました。

これらの理事国はさらに、同国のハリーファ政権に対し、国内での宗教に関連する処刑、拷問、差別、不適切な処遇の停止、および平和的なデモに対する制限の撤廃を求めるとともに、バーレーンの政治、司法、出版の自由、子どもや若者の権利といった分野で活動する、国籍を剥奪された人々を支援し、国連報告者に同国訪問の許可が与えられる必要があると強調しました。

バーレーンの現体制を支配するハリーファ王家は、2011年に起きた市民革命の当初から現在まで、数千人の抗議者、ジャーナリスト、市民運動家らを投獄しています。

これまでにも、複数の人権団体が反体制勢力の弾圧を理由にバーレーンのハリーファ政権を繰り返し非難し、政治体制を改革するよう求めています。

 


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