イスラエルが、パレスチナの子どもに対する犯罪を継続
(last modified Sat, 17 Dec 2022 09:51:49 GMT )
12月 17, 2022 18:51 Asia/Tokyo

パレスチナ外務省が、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ人の子どもたちへの侵害行為が続いていることに言及して、「今年に入ってからイスラエルは、52人のパレスチナの子どもたちを殉教させた」としました。

カタール衛星通信アルジャジーラが17日土曜、報じたところによりますと、パレスチナ外務省は、パレスチナの子どもに対してイスラエルが行う違反行為について述べ、「このような違反行為・犯罪には、不適切な対応、身体的暴力、医療施設・病院・学校などへの攻撃、子どもの殺害が含まれる」と表明しています。

同省は続けて、「イスラエルによる子どもを含めたパレスチナ人の権利の侵害は、国際法や世界的な原則に明らかに反している」と指摘しました。

そして、「子どもを殉教に至らしめる行為は、イスラエル治安部隊員殺害を理由とした報復、イスラエル兵や入植者による攻撃、イスラエル刑務所に収監される未成年者へ医療サービス提供不行き届きなど、さまざまな形を取っている」と説明しました。

一方、パレスチナ捕虜・元捕虜問題委員会も、今年に入ってからシオニスト軍がパレスチナ人の子ども815人を逮捕しており、このうち150人が未だにイスラエルの刑務所内に収監されていると発表しています。

さらに、パレスチナの各人権団体の資料によれば、イスラエルは先月、子ども76人を含む460人のパレスチナ人を逮捕したということです。

ユニセフ国連児童基金のパレスチナ事務所特別代表であるルシア・エルミ氏は、2022年が過去16年間でパレスチナ領土において最も流血の多かった年だったとしています。

 


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