イラク元首相、「ドルは米の武器」「外国軍はイラクから撤退すべき」

イラクのマレキ元首相は、ドルはアメリカの武器となっているとし、「イラクでの外国軍の駐留継続は、同国にとっての政治的かつ国家レベルの問題である」としました。

マレキ氏は22日日曜、アルシャルギヤ・テレビのインタビューで、イラク議会が外国軍撤退決議を可決したことに触れ、「外国の軍隊や戦闘員の駐留は、非常に危険な問題である」と述べました。

最近、イラクのファタハ（征服連合）の指導者ハディ・アル・アメリ氏はこの問題に関して、「イラク中央銀行のドル準備はFRB・米連邦準備制度理事会にあるため、イラクには経済的独立がない。アメリカが各国の国民を飢えさせるために、ドルを武器として使用しているのは周知の事実だ」と語りました。

また、「アメリカは、イラクとヨーロッパ諸国など世界各国との関係を妨害するため、イラクに最大限の圧力をかけている」としました。

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