米がシリア内基地にISISメンバー約150人を移送
(last modified Tue, 14 Mar 2023 07:15:54 GMT )
3月 14, 2023 16:15 Asia/Tokyo
  • 米軍のシリア駐留
    米軍のシリア駐留

レバノンのアルマヤディーン・テレビは、アメリカがテロ組織ISISのメンバー約150人をシリア北東部デリゾールにある基地へ移送したと伝えました。

米軍とそれにつながるテロリストらは、シリア北部および東部に長期にわたり違法に駐留し、同国の石油資源や穀物を略奪している上、同地域の住民やシリア軍に対して攻撃も行っています。

アルマヤディーン・テレビが13日月曜、報じたところによりますと、アメリカはISISのテロリスト約150人を、シリア北部ハサカからデリゾール近郊にあるオマル油田敷地内基地やアルシャダディ基地に移送しました。

この記事では、移送されたテロリストは様々な国籍の者だったとされています。

占領者である米軍は、先日にもヘリコプターを使い、ハサカ市内の刑務所からシリア中部ホムス県東部アルタンフにあるイラクとの国境近くの基地へ、多数のISISテロリストを輸送していました。

米軍はこの数年間、数多くのISISテロリストを刑務所や違法な駐屯地・基地より自身の占領するアルタンフへ移送してきました。彼らはこれらのテロリストに訓練を受けさせた後、シリアの砂漠地帯へ送り、民間人やシリア軍基地に対するテロ作戦を実行させています。そのような作戦の最新の例としては、先月17日に起きた53人のシリア人犠牲者をともなうテロ事件が挙げられます。

 


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