イスラエル占領地で、現政権の政策に反対するデモが継続
4月 11, 2023 15:58 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエ占領地内の都市テルアビブおよびハイファの住民ら数千人が、同政権のネタニヤフ現首相の政策や表明に抗議し、デモを行いました。
ネタニヤフ首相は10日月曜夜、「野党各党の立場表明は、パレスチナ闘争組織の作戦を助長することになったとし、「軍の予備軍が任務に逆らったことで、パレスチナ抵抗組織の作戦が増大した」と主張しました。
イスラエルのオンラインニュース『タイムズ・オブ・イスラエル』によりますと、占領地内の都市テルアビブとハイファで10日夜、数千人の住民が、「占領下パレスチナでの情勢不安増大と抵抗組織の活動を助長したのは野党の責任だ」とするネタニヤフ首相の声明に抗議してデモを行いました。
イスラエル警察もデモ参加者を攻撃して解散させ、これによりデモ参加者のうち少なくとも2人が警察と治安部隊によって逮捕されました。
一方で、リーベルマン・イスラエル元外相は、ネタニヤフ現首相の発言に反応し、「ネタニヤフ氏は首相職に相応しい人物ではない」と述べています。