2年間の大量虐殺戦争でガザのキリスト教徒の民家の80%が破壊
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2年間の大量虐殺戦争でガザのキリスト教徒の民家の80%が破壊
シオニスト政権イスラエルによる2年以上にわたる大量虐殺戦争およびガザ地区への継続的な攻撃の期間中に、同地区のキリスト教徒社会は前例のない損失を受けました。
パレスチナ情報センターによりますと、地元筋および教会筋は「ガザ紛争中にキリスト教徒世帯の住宅屋の約80%が完全に、あるいは大規模に破壊された」と伝えました。
【ParsToday西アジア】広範囲にわたる攻撃は住宅地のみならず、キリスト教徒関連の学校、文化センター、社会施設、教会も標的としており、この小規模ながらも深く根付いた社会のインフラの大部分が破壊されました。この破壊により、多くのキリスト教徒世帯が退去・避難を余儀なくされ、基本的なサービスを十分に受けられない困難かつ、一時的な生活を送っています。
ガザ地区のキリスト教徒集団の代表者らは「甚大な被害と人的損失を受けたものの、我々のコミュニティは依然として自らの土地に留まり、歴史的・宗教的アイデンティティを守り続けている」と強調しました。これらの人々によれば、ガザ地区のキリスト教徒は自らをパレスチナ国民の不可分な一部とみなしており、彼らが耐えてきた苦痛は、ガザ地区の他の住民と全く同じだということです。
ガザ地区に住むキリスト教徒らは宗教的祝祭日が近づくにつれ、厳しい規制、完全な封鎖、そして地区外渡航禁止令により、3年連続で宗教儀式や地域外の儀式への参加を禁じられています。この状況は、各家庭にさらなる心理的・社会的圧力をかけています。
ガザ地区の教会関連の活動家らは、この惨状が人道的・文化的に及ぼす影響について警告を発し、ガザで起きていることに対する道義的責任の受容、戦争の停止、民間人の防衛に向けた行動を起こすよう国際社会に求めています。また「このような状況が続くことは人命を危険にさらすと共に、ガザ地区の宗教的多様性と歴史的遺産も危険にさらしている」と強調しています。
ガザ地区の教会機関が発表した統計によれば、この戦争で少なくとも25人のキリスト教徒が殉教した他、医薬品や医療施設の不足、そして継続的な包囲により数十人が命を落としています。また、数百人のキリスト教徒が砲撃や危険な状況により負傷、あるいは深刻な身体的・精神的被害を受けています。
これらの統計は、教会、学校、キリスト教コミュニティの拠点の広範囲にわたる破壊と相まって、ガザにおける人道的惨事の深刻さを如実に物語っています。アナリストらによりますと、この惨事はガザ地区の住民全員を無差別に標的にしており、戦争は宗教やアイデンティティとは無関係であることを改めて証明しています。

