在シリア米軍基地にロケット弾攻撃、兵士23人が外傷性脳損傷

USCENTCOM・米中央軍司令部は、先月に発生したシリア東部の米軍基地へのロケット弾攻撃で、兵士23人が外傷性脳損傷に陥っていることを明らかにしました。

先月24日、シリア北東部デリゾールの油田やガス田にあるアメリカ占領軍の２つの基地が、ロケット弾による攻撃を受けました。

情報筋は、この攻撃で20発以上のロケット弾が撃ち込まれたと伝えていました。

英スカイニュースによれば、米中央軍司令部は声明の中で、このロケット弾攻撃により、兵士23人が脳挫傷の症状を起こしたと報じました。

この攻撃では、さらに退役軍人1人が死亡し、ほか兵士25人が負傷したともされています。

2020年にも、在イラク米軍基地に対するイランのミサイル攻撃で、米兵およそ100人以上が外傷性脳損傷になりました。

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