パレスチナ・ガザ地区で、イスラエル軍の砲撃によりロシア人男性が死亡
(last modified Tue, 09 May 2023 06:38:32 GMT )
May 09, 2023 15:38 Asia/Tokyo

パレスチナ自治区ガザ地区で、現地時間9日火曜未明に起きたシオニスト政権イスラエル軍の砲撃により、ロシア国籍の男性が死亡しました。

ロシア・スプートニク通信が、パレスチナ保健省報道官の発表として報じたところによりますと、ロシア国籍のジャマール・アブ=ハスワン氏が、イスラエル軍の砲撃によりガザで死亡したということです。

死亡したアブ=ハスワン氏の隣人であり友人であるロシア国籍のムアウィヤ・ヤコブさんは、同通信に対し「アブ=ハスワンさんが住んでいたアパートにミサイルが命中し、妻と息子とともに犠牲となった」と語りました。

アブ=ハスワン氏は、ガザ地区で理学療法と医療リハビリテーションを専門とする医療機関の責任者を務めていたということです。

イスラエル軍の戦闘機が9日火曜未明、パレスチナ・ガザ地区を攻撃し、これにより、パレスチナ抵抗組織の複数名の司令官らを含む10人以上が殉教したほか、さらに複数名が負傷しました。

パレスチナ病院筋は「9日未明のイスラエル軍戦闘機によるガザ攻撃で、女性や子供を含む少なくとも12名が殉教し、ほか20名が負傷した」と明らかにしました。

今回の件について、パレスチナの抵抗組織パレスチナ・イスラム聖戦運動は「抵抗軍として、殉教した司令官らの流血の仇を打つだろう」と表明しています。

なお、イスラエル軍側はテレグラム・チャンネルで、「イスラム聖戦」の標的を攻撃していると報告していました。

 


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