サッカー女子W杯のイングランド・中国戦、第2審判がスカーフ着用で務める
8月 02, 2023 20:56 Asia/Tokyo
現在開催中のサッカー女子ワールドカップのイングランドVS中国の試合で、第2審判がヒジャブ(イスラム教の教えに従って頭髪を覆うスカーフ)を着用し、この大会に新たな歴史を刻みました。
ファールス通信によりますと、オーストラリアとニュージーランドで開催中の2023年女子ワールドカップのグループステージ第3戦となったイングランドと中国の試合で、パレスチナ人のハッバ・サイダ氏はヒジャブを着用したまま第2審判を務め、同大会で初めてヒジャブでピッチに出た女性審判となりました。
なお、試合はイングランドが中国を6対1で下し、決勝トーナメントへの進出を決めました。
同大会ではこれに先立つ30日、北アフリカ・モロッコのDFヌハイラ・ベンジナ選手(25)が韓国との試合でヒジャブを着用してプレーし、選手としてW杯に新たな歴史を刻んでいました。