国際人権NGO、「バーレーン政権は収監者の訴え調査すべき」
(last modified Sun, 03 Sep 2023 10:39:44 GMT )
9月 03, 2023 19:39 Asia/Tokyo
  • バーレーン政権は収監者の訴え調査すべき
    バーレーン政権は収監者の訴え調査すべき

国際人権NGOのヒューマンライツ・ウォッチが、バーレーンのハリーファ政権に対し、同国の刑務所でハンストを行っている数百人の囚人の訴えに、即時に措置を取るよう求めました。

バーレーン最大の刑務所であるジョー刑務所では、囚人400人以上が先月7日から、「刑務所内の惨状および保健医療を受ける権利の剥奪」に抗議してハンガーストライキを開始しました。ハンガーストライキ実施者の数はその後さらに増加して、現在 800人以上に達しています。

ファールス通信によりますと、ヒューマンライツ・ウォッチは声明で、ハリーファ政権の当局者に対し、刑務所内の劣悪な環境に抗議してハンストを行っている数百人の囚人の訴えに対処するため、即時に措置を講じるよう求めました。

この人権NGOはまた、表現の自由の権利を行使した、また、平和的な集会を開催したというだけの理由で懲役刑を宣告されたすべての人々について、その釈放も要求しました。

バーレーンでは2011年2月14日以降、ハリーファ現政権に対する民衆の蜂起が続いており、人々が自由、公正の確立、差別の撤廃、そして自国における選挙で選ばれた政権の発足を望んでいます。一方、複数の人権擁護団体もバーレーン政府による反政府勢力の弾圧を繰り返し非難し、同国の政治体制の改革を要求してきました。

 


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