英ガーディアン紙、「ガザの子供たちが激しい精神的打撃に苦しむ」

イギリスの新聞ガーディアンが、あるパレスチナ人精神科医の話として、同国ガザ地区の子どもたちが死の危険にさらされながら、重度の精神的な打撃にも苦しんでいると報じました。

パレスチナ人精神科医ファーゼル・アブ・ハイン氏は、「戦争はガザの子供たちに精神的な影響を与えており、彼らはけいれん、恐怖感、攻撃的な行動、夜尿症、落ち着きのなさ、保護者から離れないなどの深刻な症状を示している」としました。

また、「安全な場所が存在しないことは、ガザのすべての人々の間に恐怖感を引き起こしており、中でも最も被害を受けたのは子供たちである」と語りました。

さらに、「直接的反応を示し恐怖心を表現している子供の一部は、緊急の精神分析が必要になるかもしれないが、恐怖感や精神的病状を押し隠している子供よりは良い状態にある」とのべました。

がーディアン紙によれば、ガザの総人口230万人のうちのおよそ半分は子供が占めている、とされています。

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