ガザ唯一のがん治療病院が稼働停止
11月 02, 2023 20:32 Asia/Tokyo
パレスチナ・ガザ地区唯一のがん治療病院である「トルコ・パレスチナ友好病院」が燃料切れのため稼働を停止しました。
国際通信イランプレスによりますと、パレスチナ保健省は、先月7日から現時点まででシオニスト政権イスラエルによる攻撃で殉教したパレスチナ人は8805人、負傷者は2万2240人にのぼると発表しました。
また、31日に起きたイスラエル軍によるガザ北部ジャバリア地区への空爆による殉教者は195人、負傷者は777人、行方不明者は120人に達したということです。
こうした中、ガザ唯一のがん治療病院であるトルコ・パレスチナ友好病院の院長は、燃料切れのため病院としての機能を停止したと記者会見で発表しました。
イスラエル軍によるガザ攻撃は依然続いており、ジャバリア地区を再度爆撃しパレスチナ人19人が殉教したほか、アル・シャーティー地区にあるUNRWA・国連パレスチナ難民救済事業機関が運営する学校を空爆しました。この空爆でイスラエル軍は白リン弾を使用したとされています。
アル・シャーティー地区では他にも、イスラエル軍のボートによる攻撃があり、パレスチナ人50人が殉教しました。
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