ガザ北部で栄養失調の子どもが倍増
3月 17, 2024 18:40 Asia/Tokyo
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ガザ北部で栄養失調の子どもが倍増
ユニセフ・国連児童基金が、「パレスチナ・ガザ北部で、重度の栄養失調に苦しむ子どもの数が倍増している」としました。
ユニセフは、「ガザ北部では、重度の栄養失調に苦しむ子どもの数がこの1カ月で倍増し、現在、2歳未満の子どもの3人に1人が苦しめられている」としました。
ユニセフのキャサリン・ラッセル事務局長も、「ガザで栄養失調が広まる速さは衝撃的なものであり、同地区の子どもたちの状況は日に日に悪化している」と述べました。
この件に関しては、UNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関も、ガザの子どもたちの間で栄養失調が前例のない速さで広まっており、飢餓が地域に暗い影を落としているとしています。
シオニスト政権イスラエルは2023年10月7日より、西側諸国の全面的支援を受けながら、ガザおよびヨルダン川西岸において、身を守る術を持たないパレスチナ人に対する大規模な殺戮を開始しました。
最新の報告によれば、ガザではイスラエルの攻撃により、これまでにパレスチナ人3万1000人が殉教、7万2000人以上が負傷しています。
イスラエルは、パレスチナがイギリスの委任統治領となっていた1917年に計画が立てられ、1948年にパレスチナ領土で樹立されました。同政権はそれ以降、パレスチナ人を虐殺して彼らが持つ土地全てを奪い、パレスチナ全土の占領をかなえようと目論んでいます。
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