トルコの空港職員が自発的にイスラエル・ボイコット実施
トルコの空港職員たちが、シオニスト政権イスラエルがパレスチナ・ガザで行う犯罪を理由に、同政権航空機への燃料供給を拒否しました。
【ParsToday西アジア】シオニスト政権イスラエルが運営するエルアル航空は、ポーランド首都ワルシャワからテルアビブへ向かっていた同社の航空機1機が急病人が出たためトルコへの緊急着陸を余儀なくされた際、同地での給油が許可されなかったことを、報告で明らかにしました。
この航空機は緊急着陸したトルコ・アンタルヤ空港で給油を求めたものの、空港職員らは離陸前の給油を拒否したため、同機はギリシャのロードス島に向かい、そこでテルアビブまでの燃料を補給したということです。
イスラム諸国は現在、イスラエル政権がガザでパレスチナ人虐殺を続けていることから、同政権に対する憎悪につつまれています。イスラム教徒によるシオニスト政権のボイコット実施は、この憎悪が限界に達しているのを示すものです。
イスラエル政権は昨年10月7日より、西側諸国の全面的支援を受けながらガザおよびヨルダン川西岸において、防衛の術を持たない圧政にさらされるパレスチナの人々に対する新たな虐殺を開始しました。
最新の報告によれば、イスラエル政権軍のガザ攻撃によるこれまでのパレスチナ人死亡者は3万7000人以上、負傷者は8万5000人以上にのぼっているということです。
シオニスト政権イスラエルは、パレスチナがイギリスの委任統治領となっていた1917年に計画が立てられ、ユダヤ人を移民させた上で、1948年にパレスチナ領土に樹立されました。
同政権はそれ以降、パレスチナ人を虐殺して彼らが持つ土地全てを奪おうと、さまざまな大量殺害計画を実施しています。
世界の多くの国々はイランの呼びかけにより、植民地主義政権イスラエルの解体とユダヤ人入植者の元の国への帰還を真剣に支持しています。