バーレーンのガーセム師の住宅前で、支持派の座り込みが継続
8月 11, 2016 16:19 Asia/Tokyo
バーレーンのシーア派の高位聖職者イーサ・ガーセム師の住宅の前で、支持派による座り込みや集会が継続されています。
レバノンのアルメナールテレビによりますと、50日間に渡り、バーレーンの首都マナマ西部にあるガーセム師の住宅の周辺で同師の支持者が座り込みや集会を行われています。
一方、バーレーンのハリーファ政権はこの集会への反応として、支持派を包囲し、逮捕したり、聖職者に対するテロ行為を行っています。
バーレーンの国民は、同国のシーア派に対する政府の措置を停止し、シーア派の最高指導者ガーセム師を保護するよう求めています。
こうした中、ハリーファ政権は10日水曜、新たに同国の聖職者の一人を逮捕しました。8日火曜にも、聖職者3名が逮捕されました。
この2ヶ月、ハリーファ政権により、同国の宗教関係者149人が取り調べのために呼び出されています。