一部のイスラム諸国の巡礼者不在のまま、今年のメッカ巡礼儀式が開始
9月 11, 2016 16:11 Asia/Tokyo
イスラム暦1437年のメッカ巡礼儀式が、一部のイスラム諸国の巡礼者が不在のまま始まりました。
イルナー通信によりますと、今年のメッカ巡礼儀式は、10日土曜のイスラム暦のゼルハッジャ月8日から始まりましたが、イラン、イエメン、シリアの巡礼者は、今年のメッカ巡礼儀式には見られません。
サウジアラビアのメディアは、150万人の巡礼者がメッカを出て、アラファート山に向かったと伝えました。一方、情報筋は昨年に比べて巡礼者の数が少ないと発表しています。
報告によりますと、巡礼者は11日日曜夕方アラファートを出発し、砂漠で1夜を過ごし、その後メナーにを訪れ、3日間この地に滞在する予定です。
イスラム世界が昨年のメナーの惨事を忘れていない中、イランなどの一部のイスラム諸国の巡礼者は、今年のメッカ巡礼儀式に参加していません。
サウジアラビアは今年、無意味な理由により、イランなど、一部のイスラム諸国の巡礼者の巡礼儀式を妨害しました。
昨年、メナーでのメッカ巡礼儀式の最中、イラン人464人を含む数千人の巡礼者が、サウジアラビアの管理不足により、命を落としました。
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