パレスチナ人4名、イスラエル軍の銃撃で殉教
シオニスト政権イスラエル軍がパレスチナ各地を銃撃し、これによりパレスチナ人4名が殉教しました。
スカイニュースによりますと、シオニスト政権軍は16日金曜、ヨルダン川西岸のアルハリル近郊で、パレスチナ人の男女各1名が乗っていた車に向けて発砲し、これにより、この2名が殉教しました。
また、アルハリルの市街地でも、シオニスト政権軍が発砲し、パレスチナ人の若者1名が殉教しました。
この若者は刃物でシオニスト政権軍の兵士を攻撃したことを受けて、シオニスト政権軍の銃撃を受けました。
シオニスト政権軍兵士はさらに16日、ベイトルモガッダス・エルサレム東部の旧市街への主要な入り口のひとつで、ヨルダン国籍を持っていたパレスチナ人1名に発砲し、これにより、このパレスチナ人は殉教しました。
シオニスト政権は、このパレスチナ人もイスラエル軍兵士を刃物で攻撃しようとしていたことから、このパレスチナ人を銃撃したと主張しています。
これらのパレスチナ人4名が、各地で殉教したことから、2015年10月からの聖地ベイトルモガッダスの抵抗運動・インティファーダによる殉教者の数は、これまでに244人に達しています。
パレスチナ各地では、2015年10月上旬から、シオニスト政権の侵略政策への反対により、パレスチナ人によるインティファーダが大規模に行われています。
パレスチナ自治政府も、シオニスト政権のパレスチナ人に対する犯罪を停止するよう、国際社会に速やかな介入を求めています。
パレスチナ自治政府の報道官は、16日、声明の中で、「シオニスト政権はパレスチナ各地における入植地の建設の継続とパレスチナ人の殺害により、国際法規に違反している」と発表しました。