米アナリスト、「サウジが国連に贈賄」
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アメリカの政治評論家、スコット・ベネット氏が、「サウジアラビアは、自らがイエメンで引き起こしている犯罪を見逃させるために、国連に賄賂を贈っている」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
11月 01, 2016 18:30 Asia/Tokyo
  • 米アナリスト、「サウジが国連に贈賄」

アメリカの政治評論家、スコット・ベネット氏が、「サウジアラビアは、自らがイエメンで引き起こしている犯罪を見逃させるために、国連に賄賂を贈っている」と語りました。

ベネット氏は31日月曜、プレスTVのインタビューで「国連は、イエメンでのサウジアラビアの悪事や人権侵害、戦争犯罪に加担している」と述べています。

また、「国連は、国内外におけるサウジの犯罪調査を怠っている」としました。

さらに、「サウジアラビア政府は、1948年の国連総会で採択された世界人権宣言の条文に明記されている言論の自由や信教の自由を遵守していない」と語っています。

ベネット氏はまた、「国連は、アメリカやシオニスト政権イスラエル、サウジアラビアといった、自らにとって頭の上がらない国から賄賂を受け取り、彼に奉仕している」と述べました。

こうした中、人権問題に恐ろしい経歴を持つサウジアラビアの国連人権理事会の理事国に再選されました。この問題は国際的な反発を引き起こしています。

国連総会は先月28日、サウジアラビアを含む14カ国を、国連人権理事会の理事国に選出しました。

国際人権団体アムネスティインターナショナルは、これ以前に国連に対し、サウジアラビアの国連人権理事会入りを見送るよう求めています。