アメリカ・イギリスがシリア・アレッポへの人道支援物資の投下を検討
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最新の報告によりますと、アメリカとイギリスがシリア・アレッポのテロリスト占領地域に空から人道支援を投下する可能性について検討しています。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
12月 05, 2016 19:44 Asia/Tokyo
  • アメリカ・イギリスがシリア・アレッポへの人道支援物資の投下を検討

最新の報告によりますと、アメリカとイギリスがシリア・アレッポのテロリスト占領地域に空から人道支援を投下する可能性について検討しています。

イギリスの新聞ガーディアンは、4日日曜、アメリカとイギリスの政府関係者による話し合いで、シリアのテロリストに対するパラシュートによる人道支援物資の移送など、さまざまな選択肢が検討されたとしました。

この報道によりますと、両国の関係者は無人機により、シリアの反体制派に物資を送る選択肢を検討したということです。

さらに、両国の間の見解の対立により、この話し合いではわずかな進展しか見られず、軍司令官もこのような作戦を行おうとしないとしています。

イギリスの議員200人以上がシリア反体制派の占領地に空から人道支援を行うのを支持していますが、イギリス政府は、この作戦は非常に複雑で、地域のイギリス軍兵士を危険にさらすことになる警告を発しています。

ロシアはテロ組織ISISに対する作戦の中で、シリアに複雑な防空システムを配備しており、アメリカとイギリスのこの計画の大きな障害を作り出しています。

これに加えて、アメリカとイギリスはこのような作戦は、シリアとの直接対決を引き起こすと懸念しています。

シリアの各軍は最近の作戦の中で、アレッポ東部にいたテロ組織を追い出しており、およそこの地域の反体制派の占領地の60%を解放しました。

アレッポはおよそ5年前から、東西に分裂しており、西側はシリア政府軍が、東側の解放地区は、一部解放されていますが、テロ組織に占領されています。