イエメン人がクラスター爆弾で殺害
12月 27, 2016 18:22 Asia/Tokyo
国際人権団体ヒューマンライツウォッチが、サウジアラビアがイエメン人の殺害にクラスター爆弾を使用していると非難しています。
アルアーラムチャンネルによりますと、ヒューマンライツウォッチは、「サウジアラビアは今月6日、イエメンサアダ市をクラスター弾を含むミサイルで攻撃した」と発表しました。
この発表によりますと、サウジアラビアのサアダ州への攻撃は、サウジアラビア、ブラジル、アメリカがクラスター弾の使用を禁じる国際法への署名を控えた後に行われました。
この報告によりますと、ブラジル製の地対地ミサイルの破片が現場から見つかったということです。
ヒューマンライツウォッチは、サウジアラビアにクラスター弾の使用を停止するよう求めました。
また同団体とアムネスティインターナショナルは、サウジアラビアが少なくとも7種類のクラスター弾をイエメンで使用していることを証明しています。
サウジアラビアは2015年3月から、ハーディ元大統領の支持派の復権を狙って、同国への攻撃を開始しました。この攻撃で、現在およそ4万人が死傷しています。