イランとロシアの外相が、シリア和平会議について電話会談
1月 17, 2017 16:46 Asia/Tokyo
イランとロシアの外務大臣が、電話会談を行い、カザフスタンの首都アスタナで行われるシリア和平協議について話し合いを行いました。
イルナー通信によりますと、ロシア外務省は、「ロシアの要請によって行われた16日月曜のイランとロシアの外相による電話会談では、シリア情勢が検討された」と発表しました。
発表された計画によりますと、アスタナでの会議は、1月23日、シリアの政府と反体制派の代表の間で、国連の代表団が参加し、行われるということです。
シリア問題の政治的解決の戦略的枠組みにおいて2日間に渡って行われるこの協議は、昨年12月20日、モスクワでのロシア、イラン、トルコの外相会合で支持されました。
反シリアの複数の国によって支持された一部テログループの妨害により、スイス・ジュネーブで行われてきたシリアの和平協議は8ヶ月前から停止されています。
テログループは2011年3月からトルコ、カタール、サウジアラビア、アメリカ、シオニスト政権イスラエル、一部のヨーロッパの政府の支持を受け、シリアを混乱させています。
こうした中、シリアのハミス首相は、16日月曜夜、経済、政治、テロ対策における協力の拡大においてイランとシリアの間で署名された合意を追求する目的でテヘラン入りしました。