シリアが、テロ対策を優先事項として強調
4月 17, 2017 16:30 Asia/Tokyo
シリア外務省が、国連や安保理のそれぞれに送った書簡の中で、シリアや世界におけるテロ対策が優先事項であることを強調しました。
シリアのアルアフバーリヤ・テレビによりますと、シリア外務省は16日日曜、国連のグテーレス事務総長と、安保理の今期議長国に個別に書簡を送り、再度、テロ対策に向けた国際社会の努力は、シリア政府との調整によって統一される必要があるとしました。
この書簡の中ではまた、「最近、シリア北部アレッポ郊外の住民に対し行われた爆弾テロは、シリア軍や同国の国民和解の進展に対し、テロリストが敗北を喫したことを示すものだ」とされています。
今月15日、アレッポ郊外で反体制派に包囲されていた住民をシリア政権側の支配地域に移送するバスの車列の間で爆弾テロが発生し、これにより、少なくとも126人が死亡、ほか224人が負傷しました。
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