シリアで、アメリカ軍戦闘機の攻撃により、民間人数百人が死亡
May 24, 2017 19:31 Asia/Tokyo
シリアで、過去1ヶ月間、アメリカが指導する対ISIS有志連合軍の攻撃により、民間人数百人が死亡しました。
フランス通信によりますと、イギリス・ロンドに本部を置くシリア人権監視団は23日火曜、今年4月23日から5月23日にかけて、シリアにおけるアメリカ主導の連合軍の空爆により、民間人225人が死亡したことを明らかにしました。
また、イギリス在住のジャーナリストらで構成される監視団体エアウォーズの調査から、イラクやシリアにおけるアメリカ主導の対ISIS有志連合軍の攻撃により、少なくとも2500人の民間人が死亡していることが明らかになっています。
アメリカとこの国に同盟する一部のアラブ諸国やヨーロッパ諸国は、ISISを初めとする複数のテロ組織を形成し、資金や武器を支援しているとされています。
シリアでは、2011年から、アメリカやサウジアラビア、そしてトルコやカタールといったその同盟国の支援を受けたテログループが、シリアのアサド合法政権の打倒を目的に大規模な攻撃を行ったことで危機が生じています。
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