イラク北部・モスル旧市街にイラク国旗が掲揚
7月 09, 2017 17:09 Asia/Tokyo
イラク北部でのテロ組織ISISに対する正式な勝利宣言と祝祭の開始に際して、イラクの旗がモスル旧市街の建物に掲げられました。
レバノンのアルマヤーディンテレビによりますと、8日土曜、モスル旧市街は完全にイラク軍が掌握しました。
モスル旧市街の解放後、通りのバリケードが撤去されています。
なお、市内に潜んでいるISISに対する掃討作戦は現在も続けられています。
また、イラク軍がチグリス川でISISを包囲した後、ISISは自爆攻撃を行っており、旧市街の住宅にも放火しています。
さらに、イラク軍は、モスル西部から退避中の、ISISのサウジアラビア人幹部一人を殺害しました。
ISISは2014年、アメリカとその同盟国の支援を受けて、イラクを攻撃し、イラクの北部と西部の広大な地域を占領しており、多くの犯罪に手を染めてきました。
モスル東部は2017年1月24日に解放され、モスル西部の解放作戦も2月19日から開始されていました。