シリア、国連に対し、アメリカ主導の対ISIS有志連合を解散させるよう要請
8月 07, 2017 21:18 Asia/Tokyo
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シリア外務省
シリア外務省が、国連に書簡を送り、アメリカが主導する対ISIS有志連合を早急に解散させ、シリア国民に対する彼らの犯罪を停止させるよう求めました。
イルナー通信によりますと、シリア外務省は、国連の事務総長と安保理議長に書簡を送り、「アメリカ主導の連合軍の犯罪は、人類に対する戦争犯罪の明らかな例であり、いかなる理由によっても正当化できない」と強調しました。
また、「対ISIS連合軍の白リン弾の使用、ラッカの病院の破壊、住宅地への攻撃は、国際法規への明らかな違反であり、ラッカ、ハサカ、アレッポ、デリゾールなどでの民間人に対する新たな犯罪である」としました。
さらに、国連安保理に対し、世界の安定と安全を守る責務を果たし、テロとの戦いを初めとした決議を各国に守らせるよう求めました。
アメリカ主導の対ISIS有志連合軍の戦闘機は、5日土曜、ラッカの住宅地を誘導ミサイルで攻撃しました。
この攻撃で、女性や子供43人が死傷しました。
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