トルコ首相、「シリアは有力な国として団結を維持すべきだ」
3月 08, 2016 18:35 Asia/Tokyo
トルコのダーヴトオール首相が、「イランの体制責任者と、シリアの有力な国としての団結維持の必要性について合意した」と語りました。
アナトリア通信によりますと、ダーヴトオール首相は、7日月曜、イスタンブールの空港で記者団に対し、「トルコは、シリアの国家分裂を求めておらず、イランの体制責任者と、地域の有力な国としてのシリアの存続について合意した」と語りました。
ダーヴトオール首相は、2日間のイラン訪問とイランの政府高官との会談を終えた後、この発言を行いました。
ダーヴトオール首相はさらに、「トルコは、地域諸国、特にシリアが分裂するのを許さない」としました。
この発言の一方で、アメリカのケリー国務長官は少し前、上院で演説した際、「シリアの平和確立に向けた努力が実を結ばなかった場合、アメリカ政府は、シリアの分割を検討する」と語りました。
