サウジアラビアの戦闘機の攻撃でイエメン人数十人が死亡
12月 11, 2017 17:43 Asia/Tokyo
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サウジアラビアの戦闘機の攻撃
サウジアラビアの戦闘機がイエメンの西部と北西部を攻撃し、これによりイエメン人数十人が死亡しました。
プレスTVによりますと、サウジアラビアの戦闘機は、イエメン北西部ハッジャ州の2つの軍の訓練施設を空爆し、これにより少なくとも26名が死亡、数名が負傷しました。
また、イエメン西部フダイダ州の病院と市場を空爆し、これにより数名の死傷者が出ています。
国連のグテーレス事務総長はサウジアラビアのイエメン攻撃をおろかな行為とするとともに、イエメンに対する封鎖と攻撃の停止を求めています。
サウジアラビアはアメリカやアラブ首長国連邦など数カ国の支持を受け、2015年3月からイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。
イエメンにおけるサウジアラビアの戦火を拡大する行動により、イエメンではこれまでに数万人の死傷者が出ており、数百万人が難民化しています。
さらに、封鎖により、イエメンは人道的な危機にも直面しています。
国際機関は、10分に1人の割合で、子供が栄養失調や病気により死亡していると発表しています。
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