各国で、反米デモの実施が継続
12月 11, 2017 23:27 Asia/Tokyo
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各国で、反米デモの実施が継続
聖地ベイトルモガッダス・エルサレムをシオニスト政権イスラエルの首都に認定したアメリカのトランプ大統領の行動を受け、世界各国で反米デモが継続されています。
トランプ大統領は、先週水曜、聖地ベイトルモガッダスをシオニスト政権の首都として認めると共に、在テルアビブ・アメリカ大使館の聖地への移転に関する大統領令に調印しました。

IRIB通信によりますと、パレスチナ・ガザ地区で、10日日曜、パレスチナ人の大学生数百人がトランプ大統領のこの決定に抗議するデモを行いました。
また、パキスタンでも10日、カラチにあるアメリカ領事館の前で抗議集会が行われ、デモの参加者はアメリカとシオニスト政権の旗に火をつけました。
パキスタン外務省も、この問題に対するイスラム諸国の首脳の強い反発を求めています。
トルコのエルドアン大統領も、パレスチナの人々に対する支持を継続すると発表しました。

さらに、モロッコ、エジプト、アフガニスタン、イラク、イタリアのミラノ、ドイツのベルリンなど各国や都市で、人々が反米デモを実施して、アメリカの陰謀に対しベイトルモガッダスを支持しました。
この問題を受け、OIC・イスラム協力機構は、聖地ベイトルモガッダスの状況を検討する目的で、12日火曜、トルコで首脳会合を開催する予定です。
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