国連事務総長、「サウジに発射されたミサイルは、イラン製ではない」
12月 12, 2017 18:41 Asia/Tokyo
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国連のグテーレス事務総長
国連のグテーレス事務総長が、「サウジアラビアの空港に向かって発射されたミサイルは、イラン製ではない」としました。
西側諸国のメディアによりますと、グテーレス事務総長は11日月曜、安保理理事国に対する非公開の報告において、「専門家は、イエメンからサウジアラビア・リヤドにあるキング・ハリド国際空港に向けて発射されたミサイルがイラン製のものであることを確認できなかった」と語っています。
国連の専門家らは、今年の6月22日から11月4日にかけて、イエメンからサウジアラビアに対して発射されたミサイルが着弾した地点を視察しました。
サウジアラビアは、イエメン軍のミサイル能力に対処できなくなった後、キング・ハリド国際空港に対して発射されたミサイルがイラン製であるという主張を提起しています。
イランのハータミー国防軍需大臣は、こうした主張に反論し、この問題へのイランの関与を強く否定しています。
イエメン軍は先月4日、初めてサウジアラビアの首都リヤドをミサイルで攻撃しました。
イエメン軍によるこの攻撃は、同国民に対するサウジアラビアの大規模な侵略行為への報復として行われています。
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