イラン、ロシア、トルコが、シリアのテロリストの完全な根絶に向けた協力を強調
12月 23, 2017 18:23 Asia/Tokyo
イラン、ロシア、トルコの代表が、カザフスタン・アスタナで行われたシリア和平協議の最終共同声明を発し、シリアのテロリストの完全な根絶に向けて協力を続けることを強調しました。
IRIB通信によりますと、この和平協議は、イランのジャーベリーアンサーリー外務次官と、ロシアのラブレンティエフ大統領特使、トルコのオナル外務副次官が出席し、22日金曜に行われました。
この3カ国の代表は、協議の終了後、最終声明の中で、ISISなどのテロ組織の完全な根絶と、シリアへのテロリスト流入の阻止に向けた意志を強調しました。
また、この共同声明では、イラン、ロシア、トルコがシリアの停戦の保証人として、シリアの主権や独立、領土保全や統一を遵守することが強調されています。
アスタナの和平プロセスは、イラン、ロシア、トルコのイニシアチブにより、シリア危機の政治的な解決を目的として構築されています。
今回の協議を除き、これまで7回にわたり、シリア人同士の話し合いがアスタナで開催されています。
シリア危機は2011年から、シリアの合法的なアサド政権を転覆するための、アメリカや、一部の西側諸国とアラブ諸国の支援を受けたテロリストの大規模な攻撃により始まりましたが、こうした試みすべては、抵抗勢力と人々の支援により、失敗に終わっています。
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