イスラエルボイコット運動、ノーベル平和賞の候補に
2月 05, 2018 18:15 Asia/Tokyo
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イスラエルボイコット運動・BDS
ノルウェーの極左政党「赤」の党首が、BDSイスラエルボイコット運動を正式にノーベル平和賞の候補に推薦しました。
イルナー通信によりますと、ノルウェーの政党「赤」のモクスネス党首は、声明の中で、イスラエルボイコット運動のノーベル平和賞への推薦は、シオニスト政権の占領からの解放、尊厳、公正に向けたパレスチナ人の闘争への、拡大する国際的な連帯を反映したものだと語りました。

この声明では、「BDSが2018年のノーベル平和賞を受賞すれば、パレスチナ人やすべての中東の人々にとって、公平な平和を支援するための国際社会の責務を強調する、力強い兆しになる」とされています。
BDSは、パレスチナ人のための公平な平和、平等、自由を支持する非暴力的な国際的キャンペーンです。

BDSは11年前、南アフリカの反アパルトヘイト運動の影響を受けて立ち上げられ、現在、およそ50カ国で、さまざまな団体や組織、大学、教会などの支持を得ています。
この運動は、パレスチナ被占領地でのシオニストの入植地建設や人種差別への西側の支援に強く反対しており、シオニスト政権に人権や国際法の守らせるため、圧力をかけることが求められています。
ノーベル賞は、毎年12月10日、ノルウェーのオスロで授賞式が行われます。
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