アメリカとイスラエルの欺瞞
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シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相
シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相が、新たな反イランのプロパガンダの中で、ファイルでいっぱいの棚とCDで溢れた棚の写真を示し、5万5000ページ、183枚のCDが、イランが核兵器を製造しようとしていることを示しているとし、これらの証拠を、国際社会とIAEA国際原子力機関に提供すると主張しました。
アメリカのブッシュ大統領が、当時、“イラクの大量破壊兵器が人類を脅かす”と世界の人々に信じさせた頃、一部の政治家が、悪しき目的を果たすために嘘を手段にするなどとは、ほとんどの人が考えていなかったでしょう。この汚い嘘の結果、イラク攻撃が行われました。
ここ数年は、イランが核兵器を獲得しようとしているという偽りが、世界の人々に吹き込まれています。一方で国際社会は、シオニスト政権が、少なくとも200個の核弾頭を保有していることを知っています。ネタニヤフ首相の主張は、アメリカが以前にイランの過去の軍事目的の核活動として主張していた内容の繰り返しであり、この問題は核合意の中で、IAEAによって解決したものとされています。
12年に及ぶ偽りの主張の末、ポンペオ新国務長官は、この主張が偽りであることを認め、次のように語りました。
「核合意まで、イランが核兵器に向かっている証拠は手に入らなかった。また、核合意が`なくとも、イランがそのような能力を手にしていた可能性はない」
注目すべきなのは、今回のネタニヤフ首相の主張が、ポンペオ国務長官のパレスチナ被占領地・イスラエル訪問の直後に行われたことです。これは、トランプ大統領が手詰まりになり、核合意を離脱する上での口実を探していることを示しています。
EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表は、30日月曜夜、このプロパガンダを受け、IAEAはこれまで10回の報告の中で、イランが核合意を遵守していることを認めていると強調し、「ネタニヤフ首相は、イランが核合意に違反していることを示す証拠を提示していない」と語りました。
キューバのアナリスト、ガルマン氏も、少し前に、キューバの新聞グランマで、シオニスト政権の首相は忘れっぽい嘘つきだとし、次のように語りました。
「ネタニヤフ首相は6年前、国連総会で、イランは来年夏までに90%の濃縮度のウラン製造に達するか、あるいはレッドラインを超えると主張したが、彼は1996年にすでに、イランは核爆弾を製造したと言っていた」
ガルマン氏はさらに、次のように語っています。
「ネタニヤフ首相の空想の物語は、アメリカ政府が国連で、イラクの攻撃と占領を正当化するために、大量破壊兵器の存在を口実にした出来事を思い起こさせる。当時、パウエル国務長官が、イラクの核爆弾製造施設だとして偽りの衛星写真を見せ、それによって何万人ものイラク人を殺害し、数百万人の住む家を奪った。だがその後、それらすべての写真が捏造だったこと、イラクにそのような兵器は存在しないことが明らかになった」
イランのザリーフ外務大臣は、30日月曜、ツイッターで、ネタニヤフ首相は嘘つきの羊飼いだとし、こう語りました。
「嘘つきの羊飼いは、今回もいつもの習慣から嘘をつかずにはいられないようだ。彼は国連総会で行った演説で恥をかいたことから、何も学んでいない」
今回のような偽りの主張は、国際社会に対する侮辱であり、現在、それを終わらせるべき時が来ているのです。